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かんらん車 吹田市 小・中学校 校長先生からのお話をご紹介します

縁とは、不思議なもので

2019年01月08日

吹田市立第一中学校 校長 村上晃人

私は、今夏のお盆の休みに、毎年必ず1回は行く甲子園の夏の高校野球を見に行きました。観戦は、応援団のいるアルプススタンドと決めており、最初3塁側に行こうと思ったのですが、あいにく切符が売り切れていたので、まだ発売のあった1塁側にし、出場する学校の地元の人と一緒に応援しながら見ました。その第二試合に出場したのが、秋田県代表の金足農業高校(結果は、決勝戦まで駒を進め準優勝したチーム)で、見事に岐阜県代表のチームに勝利し、身を反って歌う同校の校歌を聞き帰りました。
そして、翌日、もう一日休みがあったので、昼から家の近くのスーパー銭湯に行ってのんびりと露天風呂に浸かっていると、丸坊主頭の高校生の団体が入ってきました。
そして一緒に湯船につかりながら私は一人の生徒さんに「君たちは、どこの学校かな?」と尋ねると、なんと「金足農業高校です」と答えが返ってきて驚きました。
そして、会話を続け、「私は、昨日甲子園に行って君たちを応援し、帰りに君たちの学校のペナントも買ったんよ。」と返しました。するとその生徒はお礼を言うとともに、自分はサードを守っており、湯船の横にいるのがあのエースピッチャーだと紹介してくれました。さらに、もう一人の生徒が湯にのぼせていたので、「浴槽内にある水風呂に行って冷ましたら」と言って教えてあげました。その生徒さんは、次の試合に逆転の3ランホームランを甲子園のバックスクリーンに打った選手でした。そして、彼らの帰り際に、エースピッチャーに私が、「次からも頑張ってな!」と声をかけると、「はい、ありがとうございます。」と礼儀正しく返してくれたのでした。
その彼は、後にプロ野球・秋のドラフト会議で見事1位指名を受けました。プロに入っても活躍を願っています。そして、私がここで何を言いたいかというと、標題にもあるように世の中には、不思議な「縁」というものがあるということです。また、人生は、自分で切り開いていくものと思っていますが、人生の節には、不思議に縁があるものです。
例えば、友人など人との出会い、進学、就職、転勤、結婚などなど。ですから、私は、自分に与えられた「縁」というものを大切にしながら、今後も残りの人生を歩んでいきたいと思っています。

子ども時代を大切に!

2018年11月12日

吹田市立南山田小学校 校長 上野 佳寿子

 休み時間、運動場を走り回って遊んでいる子ども達の屈託のない表情が大好きです。
その一人ひとりが学校・家庭・地域にとって大切な宝物です。
子どもがいると、自然と笑顔に包まれてみんなが楽しくなります。また、純粋な子どもの言動が可愛くて面白くてとっても愛おしい気持ちになります。大人になって「愛された」と振り返ることができる心豊かな子ども時代を今、私達大人が培ってあげなければいけないと強く感じます。
それは、難しいことではなく「ただいま」と子どもが帰ってきたら、「お帰り!」と声をかけること。子どもに何かしてもらったら、大人も「ありがとう」と感謝すること。「すごいね」「よかったね」と子どもの話をうなずいて聞いてあげること。つまり、根っことなる大切なことは、日常の些細な中にこそあります。そうやって育まれたことが、周りの人への感謝や思いやりの心を育て、自分に自信をもつことに繋がります。そして、どんな辛いことで倒れても立ち上がることができるたくましさも培われると信じます。
子どもに悪い子はいません。多様で無限の可能性を持った大切な宝物を愛情というシャワーをかけ、思いやりの心で育んでいきましょう。その思いは、家庭も学校も同じです。

命の輝き

2018年06月20日

吹田市立片山小学校 校長 植田 京子


急に気温が上がり、初夏の装いとなりました。6月から始まる水泳指導に向けて、先日6年生がプール清掃を行いました。プール開きが待ち遠しく思えるこの頃です。
どの学校・園でも参観・PTA総会が行われ、たくさんの方々に来校いただき、今年度の活動方針も決定し、各委員会の活動も進んでいることでしょう。
片山小学校では、今年度のテーマが「咲かせよう 地域で育む 笑顔の花」となり、保護者の方々がPTA活動に積極的に参加しておられます。
さて、私は、毎朝校門の前で子どもたちを迎えていますが、門から見える紫陽花も色づき、そろそろ大きな花を咲かせてくれそうです。
梅雨の時期に咲く紫陽花は、とても美しいです。花を美しいと感じる心はとても大切な心だと思います。しかし、花が咲くためには、必ず種をまいた人がいます。また、芽が出て双葉や本葉になるまで、水やりを毎日してくれる人がいます。
花が咲くまでの長い間お世話をしてくれた人がいるはずです。
私たちがいつもきれいだなと思ってみている花ですが、その花を見るときに種をまいた人、水やりをした人のことに思いを馳せることができたらいいなと思います。
子どもたちが安心して毎日をおくる時にも同じようにたくさんの人と関わり、お世話になり見守られているはずです。そのことに感謝しつつ、子どものために同じ方を向いて良いほうに芽を伸ばし、いつかは美しい大きな花が咲くように、よく見て必要な手立てをしていきたいと思います。ぐんぐん成長する植物のようにたくさんのことを吸収して 大きくなる子どもたちの命の輝きをとても逞しく感じています。
子どもたちの健全な成長と笑顔のために学校と保護者と地域が手を携えていきましょう。
                      

言葉で紡ぐ 優しく豊かな心

2018年02月01日

吹田市立青山台小学校 校長 松元 美紀

 テレビの旅番組では、価格や内容、付加価値など、さまざまな面から構成されていて、わくわくさせられます。しかし、映像の美しさとは裏腹に旅人の言葉がとても残念に思うことがあります。若い世代に限ったことではないのですが、やたらと『やばい!』という言葉が耳に入ってきます。不思議なことに、この言葉は肯定的な意味にも否定的な意味にも使われることができ、とても曖昧な表現だといつも感じています。時として、場によって、上手く使われることもあるのでしょうが、子どもたちには、言葉の美しさや豊かな表現力を磨くとともに、円滑なコミュニケーションのツールとして『言葉』を大切にしてほしいと思います。
 小泉吉宏さんの「一秒の言葉」という詩があります。

「はじめまして」 この一秒ほどの短い言葉に、一生のときめきを感じることがある。
「ありがとう」  この一秒ほどの短い言葉に、人のやさしさを感じることがある。
「がんばって」  この一秒ほどの短い言葉で、勇気がよみがえってくることがある。
「おめでとう」  この一秒ほどの短い言葉で、幸せにあふれることがある。
「ごめんなさい」 この一秒ほどの短い言葉に、人の弱さをみることがある。
「さようなら」  この一秒ほどの短い言葉に、一生の別れになることがある。
一秒に喜び、一秒に泣く。 一生懸命、一秒。 人は生きる。

わずか一秒ほどの短い言葉でも、人が生きていくうえで、意味を持つのでしょう。
 子どもたちには、内面の豊かさ、優しさ、逞しさを身に着け、自分の言葉で自分の思いや考えを伝え、また、相手の真の姿を見ることのできる、命の尊厳を大切にできる人に育ってほしいものです。
 そのために、学校や家庭での会話も、私たち大人が、温かい言葉で子どもたちの優しく豊かな心を培うように意識できればと思います。
 そして、何よりも寛容さがあふれる社会になることを願っています。

子は親の鏡と言われるが・・・

2017年10月31日

吹田市立竹見台中学校 校長 羽間 博子

 先日、本校PTAの方と次のような話をしました。「近頃は親同士のつながりも希薄になってきている様な気がします。子どものことで心配なことや困っていることなどを気軽に相談する縦・横のつながり、関係があればもっと子育てを楽しむことができるのではないでしょうか。」という内容でした。
 そう言えば、平成29年1月の吹田市PTA大会の題名も「あふれる笑顔と思いやり〜つながろう、親と子と先生と〜」だったと記憶しています。
 ふと、自分の子育てを振り返ってみると(私事ですが、2人の子どもも社会人となり子育ては一段落かと思っています)学校や地域の様々な取組、日頃のなにげない声掛けや見守りなど、周りの方々に支えられ助けられながら、無我夢中の毎日だったと思います。
 よく【子は親の鏡】と言われます。私も我が子の行いを見るにつけ、これは私に似たのかな?と思う言動が多々あり、自分の行動を反省し、子育てに悩んだこともありました。ドロシー・ロー・ノルト博士の「子は親の鏡」の詩に書かれている言葉は、どれもなるほどと思うことばかりでした。
 子どもの価値観の根底にあるのは、一番身近な親の影響が強いのは当然だと思います。また、子どもたちは、親や教師の『いう通り』ではなく、『する通り』になっていくと言われるように、言葉以上に実行している人の姿によって伝えられる。つまり【子は親の鏡】と言われる由縁かと思います。そういう意味では、私たち大人自身が、誠実に努力して生きる姿を子どもたちに見せる事が大事だと実感しています。ただそれだけではなく、子どもは成長とともにいろいろな集団に所属します。その中で様々な人との出会いがあり、いろいろな経験・体験をする中で学び、心も身体も成長していきます。草花が育つのにお日様が必要なように、子どもたちの育ちには、周りの環境(物理的なもの・精神的なもの)もとても大切であると考えます。子どもたちが、よりよく生きていくために、学校がPTAの方々と共に考え力を合わせて環境を整える必要があると思います。その活動の中でお互いつながり・深めることができれば、子どもの成長にとっても、プラスになることは間違いないでしょう。また日常生活の中で、自分の思いや考えを言葉で伝え、言葉で心を通わせる経験をする機会が多ければ多いほど、子どもたちは気持ちを豊かに伝える事を学んでいきます。学校生活の中はもちろん、家庭や地域の中でも、ぜひ言葉に出あう機会、環境を多くしていただきたいと思います。
 学校とPTAが共に子ども達の健やかな成長を育むために縦、横につながり、しっかり環境を整えていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

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